5月になりまして、世界3メジャーの中の一つブラックプールダンスフェスティバルの季節となりました。この大会はイギリス、ブラックプールにあるウィンターガーデンにて1週間ほど開催されれます。プロ、アマチュアそして各年代でのタイトルが目白押しで、本戦とも言われるブリティッシュオープンは実質の世界チャンピオンを決めるメジャータイトルとも言われており、ダンス界が最も注目していると言っても過言ではありません。毎日レベルの高い争いを間近で見られるプレミア感は、僕らダンサーのもならずオーディエンスの価値観も高めてくれます。中日で行われる余興も楽しい雰囲気でいながらも各国代表の圧倒的なパフォーマンスに、見ているだけで自分がレベルアップしている感覚になり、よりダンスを好きになれます。
もちろん楽しいことだけでなく、自分の参加する競技会セクションでの結果に落ち込むことの方が多いですが、ここでなんとかチャンスを掴んでやるぞ！という野心、希望を膨らませてくれるのもブラックプールです。朝一番に会場で行われる練習時間では、周りのダンサーたちが荒めの呼吸で作られる一触即発の空気感がそれを物語っているようでした。各国の選手に激突され何度アザを作ったことか😉
そんなピリピリした雰囲気でも、会場に足を運ぶ一般の観客に「ようこそブラックプールへ！ダンスを楽しんでラブリーな1日を！」という優しい声に励まされたり。

次回は、ブラックプールシーズンということもありもう少し私の体験談について触れたいと思います😉