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2011年09月15日(木)

コオロギ

こんにちは。大野秀樹です。大森のスタジオではありませんが、もうひとつ僕のよく使用するスタジオにコオロギが住み始めました。初めは、ゴキブリかと思い大変に驚き、また虫に慣れていない為、おっかない様なこころ持ちでした。最初の頃はコオロギも驚いていたのか、時折目の前に現れてビックリするという感じでしたが、一週間ほどすると僕のいる時にも鳴くようになりました。

そのスタジオにはピアノもあるので、たどたどしく音符を鳴らしたりするのですが、その音と共に鳴きはじめたりします。驚いたことに、クラッシックの音楽をかけたりすると、まさに合奏といった感じで、高らかに鳴き続けたりします。

僕はなるほどといった感じで、感心し納得します。音という世界で通じあう共感というものでしょうか、人間も母のお腹の中で、最初にできる器官が心臓と耳のようですから。

ダンスが人間をより美しくさせるのは、音楽の中でのそれに因るところが大きいです。夏の終わりの、ふとした驚きでした。

ちなみに、コオロギはもうすぐ一ヶ月そこに住んでいる事になります。一週間くらいが、寿命と思っていましたから更に驚きです。もちろんエサは食べていますが。

 

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