2012年02月16日(木)
共感
こんにちは。大野秀樹です。人間は、やはり、日々変化していて、自分の事くらいは分かりたいものですが、分かることはごく僅かということになります。以前は読書というと小説を読み、そのうちに宇宙や、物理化学、哲学、自己啓発的な本に興味が移り、もう自分は、小節の類は読まないだろうと思っていましたが、一年程前から幾つかを読み始めました。
小説の世界に浸ると、改めて人間という生き物のみずみずしい心の動きに共感します。勿論著者の観察、描写文章力が素晴らしいからに他なりませんが、やはり人間が、その様に素晴らしい生き物であるからだと納得するのです。
よく自分を守る為に、当たり障りなくやり過ごすことを良しとして、それしかしなくなることがありますが、一見良いように見えるその仕方によって、そのみずみずしさが失われるのも事実と思います。また、みずみずしさを装うために、大げさでうるさく、子供じみてくるのも納得します。
ダンスも感動という領域に達するのは、その人間の素晴らしさを持ち合わせたものだけです。