2012年03月08日(木)
報道
こんにちは。大野秀樹です。こういう不特定多数の方が目にするかもしれない所に、文章を書く時は、やはり社会性を含んでいる事と、ダンスに関連を持つ事を心掛けるようにしています。震災から一年が経つということで、それに関する番組が多々放送されていました。その中で、被災地の河北新聞社の当時の様子をドキュメンタリードラマにした番組がありました。演技として事実を追っていますから、緊張感も様子にも演出は入ると思いますが、現実は現実という緊迫感の中でそうだったのかという感じで見入っていました。
所謂、報道というものに携わる人たちの、生死に関わる状況下での職業に基づいた行動は、本当に驚きと称賛を覚えます。私が行かなければ、私が書かなければ、私が伝えなければ、という精神のもと行動し、一つのドラマとなります。これは、彼らが、常に社会性の中でものを考え、言葉を発し、問いかけしている為に自然と養われているのに他ならないと思います。何事も個人の喜びは尊いものですが、それがなによりも優先されるわけでないと言う、社会という仕組みが持つ掟のような物。
ダンスに於いても社会性が見えるダンスというのは、一見の価値があるものです。
ドラマの中で、渡部篤郎さんは良い役者だなとおもいました。