2012年10月18日(木)
リーダーシップ
こんにちは。大野秀樹です。先週野球の事を書きましたが、小久保選手の存在をうっかりとしていました。彼を大きく取り上げた番組を観たことがありますが、リーダーシップということを知っている方だなぁという印象でした。黙々と誰よりも練習をし、仲間を思いやり自然と人に慕われるという感じで。
実に重要なことは、人に慕われたい余り、その思い釣られ人に慕われるような行動をしたとき、その行為は安くなり、いずれ人に見透かされ、自分自身を下げていくということがよくあるということです。
リーダーというのは、人に敬意をもたれ、そして望まれているという側面無しには成立しないものですから、その誘惑に釣られるような人には、その資質が無いといえると思います。そして人が敬意を払うことに、類まれなる能力にたいしてということも確かにありますが、いかに愚鈍にみえても、その人にとっての大切なことをし続けている人のことをそう思い敬意を持つものです。
そして、それらの幾つかを併せ持ち、仲間全体をまとめ良き方向に導く人格が備わるには、人の悲しみや苦しみを知る人でならないというのも、また自明のことです。