2012年11月08日(木)
変化
こんにちは。大野秀樹です。少しずつ寒くはなってきていますが、随分暖かな11月と思います。ちょうどこの頃学園祭があり、夜になるとめっきり冷え込み、仲間で鼻を真っ赤にしながらお酒で暖をとっていたのを思い出します。それでも、二十年近く前ですから、この気象状況の変化から考えればそういうことでしょう。
変化といえば、身の回りでも人間自体が、物の考え、世界観が変わってきているのを感じます。いつの時代も、以前からも同じようなことを言われているのですが、ころりころりと流行や価値観をひっくり返しているうちに本筋は見えなくなりましたと謂わんとばかりに。
殊、マスメディアと呼ばれる分野の民衆への媚は、本来の事実の先にある真実に迫るという役割を見失っているように映ります。ぐうたらなテレビの作られ方、取り上げる内容の猥雑さが一般人に与える影響は凄まじいと思います。すべてがそういうわけでないという、反証はどの分野でも、誰にとってもそうですが、民衆という存在は、よくその猥雑さに呼応し、重要さを避けるものです。
本末の転倒したところで、物事が進んでいるのはダンスの世界も普通にそうで、それを本筋として思っている人もたくさんいるのだと思います。