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2012年11月22日(木)

メディア

こんにちは。大野秀樹です。先日の田中眞紀子さんの騒動ですが、メディアの報道の仕方は、一斉に眞紀子さんを批判する立場での報道であったように見受けられました。勿論、すべてを見たわけではありませんから、中には違う仕方で報道した局もあったかもしれません。大抵が、大学関係者の混乱振りと、学生たちの動揺の声を大きく取り上げ、田中眞紀子さんが突然一方的に、というやり方が僕が見たものすべてでした。田中眞紀子さんの、事実、内容を把握していなっかったとか、その後の発言の如何は今は問題として取り上げないとすれば、報道が少子化に関わらず大学の数が増えている実態にせまり、問題の視点を違った角度で報道している番組を見なかったのは、たまたまなのか、非常に少なかったのか、なかったのかはわかりませんが驚きでした。

テレビというものの風景も大分変わり、たまに点けると、NHKにお笑いというような人がたくさん出演し、番組を進行したりしていて印象が大分違い、民放に於いては、タレントのような方がニュースを読んでいるわけで、どこか釈然としなさが残ります。

他人の意見に深くうなづいたり、感銘を受けたりという様な瞬間、瞬間を感じ、また、自分という個体の考えも厚みを増していくのと思うのですが、わけのわからないものが取り上げられる事の方が多いくらいのそれでは、もっぱら本の世界に頼らざるを得えないなと思っています。

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