2013年05月02日(木)
諦め
こんにちは。大野秀樹です。気候も暖かくなり、何をするにしても気持ちの良い季節になってきました。街角には、お花が沢山咲いていて、なんだか生きているエネルギーというか活力のようなものを感じます。
しかし、強風が凄かったり、寒暖の差が激しかったりと異常に感じるのも事実です。これらの多くの原因に、本来の北極圏の寒気の崩れが起因しているといわれています。所謂、温暖化の現象ですが、自分でも驚くのですが、事態は以前よりも深刻であるはずなのに、以前よりもいろいろな異常な事柄に驚かなくなっていて、今のこの現象をひとつの普通として受け止めていることに気付きます。
割合に地球の環境にとって良さそうな事は進んでやるタイプで、何しろ、小学生の頃に、盛んに取り上げられた環境問題による地球環境崩壊のシナリオのイメージは、子供の頃なだけに、恐怖心と重なり鮮烈なものだからだと思います。割合に悲観的な立場から、自分出来ること以外にも、空想の中で僕たちのあるべき姿のようなものを思い描いたりしていました。
今感じていることは、あれから二十数年たち、尚も加速度的に悪化するであろう方向へ進み続ける人類に、覚悟を決めてしまったのかもしれないなという諦めなのかもしれません。
殊、原子力にまつわる深刻さと現状の矛盾は、バカバカしく思えるほどの物です。
いけないと分かっていながら、時間的に放置することは、容認したことと同じであるという言葉が胸に響きます。