2020年11月17日(火)
学生の試合
皆さんこんにちは!吉川恵太です!
皆様は学連の試合をご存知でしょうか?学連の大会で言うと夏全や冬全、一部戦などが有名だと思います。そんな中、六大学戦という大会があります。この大会は東大、早稲田、慶應、明治、立教、法政の六つの大学が参戦します。いわゆるレギュラー戦といい、出場できる組数が決まっており各学校内で選抜された選手が出場する伝統ある大会なのです。しかしこの六大学戦には新人戦、通称ミニ六という大会が存在します。
春の六大学戦(レギュラー戦)は5月の中頃に行いそれまで磨いてきたダンスを全力で披露し感動すら覚えるとても素晴らしい大会です。一方でミニ六(新人戦)は5月末か6月の頭に行い、入学生してまだ二ヶ月程しか経たない新一年生がワルツとジルバの2種だけ踊る大会です。この大会は本気というよりかはおふざけの要素の方が強く特に男性の髪上げにかなりのクセがあります。またこの大会は例年女性の方が入部希望者が多いため男子が足りなく上級生の男子も新一年生の女子と組むために駆り出されるのです。
これから話すのは私が新3年生になった時のミニ六の話です。
あの時のミニ六は奇跡的に、余ってしまう女子の人数と新2年の男たちの人数がぴったし同じで新3年の我々は出なくていいと安心しサークルでは悠々とあぐらをかいて本番を迎えました。しかし、あろうことか出場予定の新2年のC 君が遅刻をして来ないというのです。連絡をしてもつながらずどうしようもありませんでした。C君のパートナーとなった子を出場させてあげるために代役を立てることになったのですが、新2年生は奇跡的にぴったりだった為あまりがおらず新3年の我らの代から出場する人を決めなければらなくなりました。なぜこんなにも出るのを嫌がる書き方をしてるかと言うと先に書いた通り、この大会は髪上げに大クセがあるのです。
公平に同期男子7人でジャンケンをして文句なく決めようと思っていた矢先、新2年の仲良し三人組が私を無理やり捕まえて拘束され強制的に髪上げが始まったのです。その時の写真がこちら。
その三人で前、真ん中、後ろでそれぞれ一人ずつ担当制で髪上げが始まりものの数分でこの髪型に仕上がりました。時間もなかったのですが、さすが担当制にしただけあり見事なクセ髪上げとなりました。ここまできたらもうやるしかないと意気込みいざ一回戦に出場、踊ってる最中チラッと法政の応援席に目をやるとC君が大慌てでやってきたのです。こうして私はC君と交代をし、3年のミニ六に幕を閉じました。一時予選だけ出場をし残りずっとこの髪型で会場におり、試合終了後みんなでこの髪型で電車乗って温泉へ行き飲み会会場へと向かうのでした。今となってはいい思い出です。またみんなで温泉行きたいね。長々と思い出に付き合っていただきありがとうございました。ではまた。