皆さんこんにちは、吉川恵太です!
プロジェクトX 〜前回までのあらすじ〜
二つの団体で悩みいろいろな可能性を模索して、彼女の言葉に助けられ「JBDF」で戦っていくことを決意。これから試合に向けて準備していく事となるのだが、そんなことに構わず増殖し続けるコロナ。果たしてどう立ち向かうのか!
練習相手としてではなく正式に組む事となった6月。まさにこの少し前から家から出れない日々が始まっていました。電車に乗ることも外に出ることさえも憚られる日々が1ヶ月も続き、これからの彼の期待や不安のような様々な感情を一気に不安一色に染め上げました。あまりに外に出れない日々が続くので真夜中の誰もいない時間に川沿いを走り誰もいない公園でシャドーで少し踊ったりしたのを覚えていると当時のことを思い出し彼は語るのでした。ですがあのような不自由な世の中(今も続きますが。)があるから今の苦しくとも何かできる時間がありがたいと感じます。いつか元に戻る世界を願って今の時間を大切に使いたいたい。と彼の眼差しは強く未来を見据えてるようでした。
一ヶ月が経とうしていた6月後半、ダンサーとしてだけではなくダンス教師としての生活も新たにスタートし始めました。右も左もわからず入社して2週間後にはスタジオのホテルパーティーが控えておりてんやわんやの日々。パーティーで踊るプロデモを考えたり、先輩方のお客様とのデモの練習の音出し、雑務などやることがわからないなりに教えていただきながら一つずつ覚えていく日々でした。無事パーティーも終わりいよいよ競技会に向けて準備をし始めていく二人でしたが会場の関係で試合は延期になりいっとき感染者が減り試合できるかと思いきやまた延期となり、このような日々が続く苦しい時期でした。ですが彼らはこの試合がない時期をプラスに捉えていたのです。来たる試合に向け今できる準備を全力でしていく。準備ができていないまま試合に出るよりしっかり準備期間だと思い下がることのないモチベーションで練習に励んでいました。
そんな日々が続き5ヶ月が経とうとしていました。だいぶ仕事内容も理解しスタジオのクリスマスパーティーに向けて準備が始まっていくのです。前回は何もわからなかった彼ですが2回目はスムーズに事を運べていたのではないかと先輩のT氏も言います。
第二波、第三波、さらには変異株と弱まることを知らないコロナですがクリスマスの時期には一旦の静寂を保ちパートナーと結成半年の祝いも兼ねてお寿司を食べたことの幸せを忘れることはないだろうと語るのでした。
彼は諦めません。未来に向かっていつか当たり前だった日々が戻ってくることを天に願い2020年に幕を閉じ2021年、新たな時代の扉を開けるのでした。果たして新年はどうなるのか。誰も予測できな未来へと歩み始める!!
パーーン
次回、新たなスタート。燃え続ける彼らの闘志やいかに!
プロジェクトX
バーイ、センキュー。