センスアップの秘訣は「見られている」を楽しむこと
いちビジネスマンとして大切にしたいのが、「どう見られているか?」
大切な商談や、お得意さまへのご挨拶。
ひいてはプライベートでも…、重要なポイントですよね。
社交ダンスの基本は「姿勢」。
レッスンでは、講師が立ち姿についてもお伝えいたしますし、講師と組みながらステップを踏む中で、きれいな立ち姿を身体で覚えることができます。
そしてなによりも、センスアップの一番の秘訣は「見られている」を楽しむこと。
「見られている」を意識するだけで、自ずと姿勢が良くなり体幹が鍛えられ、だんだんと立ち振舞いや服装も変わっていくことでしょう。
少しずつの意識が積み重なって、自ずと身だしなみもよくなっていくのです。
実は、社交ダンスの上達速度は、センスがあるかないかにも左右されます。
いわゆるセンスのある方は、一度教えただけで自分なりの解釈をして、何倍も速く体得しています。
センスはもともと持っている部分も確かにありますが、磨きあげれば身につくものです。
講師の私でも「自分でセンスがあるタイプではない」と思えば、いつも自分が感じる+αぐらいを意識して振る舞う。
そうやって、やっとダンサーらしい自分になれることもあるんです。
社交ダンスのテクニックを磨くにつれ、自ずと自分自身のセンスも磨きたくなってきます
なりたい自分になるための社交ダンス
ジェイズダンスアカデミーの新人スタッフには、「デパートに行ったら一番上の階から見るように」と勧めています。
今は、1階に2階のバーゲン品にしか手が出なかったとしても、「私はこの服を着るのにふさわしい人間になるんだ」という気持ちを持って高級ブランドのフロアを歩く。
それで高ければ良い。安いものは悪いという意味ではなく。
世の中の人がその価値を認めて相当の値段をつけているものに対して、それを身にまとっている自分をイメージすることで、自分も同様に価値のある人間になれると落とし込めるからです。
また店員さんとやりとりする中で、どんな場面でも物怖じせずに自分の価値を高めようとするトレーニングになりますし、繰り返すことで自信となりセンスアップにつながるというわけです。
自分の価値を上げてセンスを育むためにも。
自分が何のプロフェッショナルとして生きていて、どんな感覚に惹かれ、それを磨くために今何をしているのか。
常にアンテナを張っていたいものです。
最初は少しくすぐったいかもしれませんが、あなたがなりたいあなたになる第一歩を、社交ダンスをから踏み出してみませんか。